天塩川リバーツーリングアドベンチャー<結果的にはデンジャー(爆) <ガルヴィ2002/1月号P95りんりん共和国に漫画で掲載> 美深にて設営終了後、川の視察もかねて男3人でチャレンジということになり、準備開始。Yokochinが管理棟からピックアップポイントや行程時間などの情報を収集。女性陣に漕ぎ出しポイント(キャンプ場から一度出て、500m位の所)へ送ってもらい、いざ出発! 風もなく、虫もなく最高のコンデション。兄姉船を大合唱しながら(爆)カヌー上で乾杯!最初mikiponは同行しない予定でしたが撮影用員ということで急遽乗船。ただ座るところはナイので、船底におっちゃんこ状態。お尻がひんやりしていて心地よい! しばらくして橋が見えたので上陸できるかポイントを捜す。が、見あたらない。次があるさと、股股、大合唱! 途中何カ所か浅瀬があり、座礁。これも愛嬌とkuninenが川に入り押し出す場面も。結構、危うい瀬もあり家族での川下りには問題ありと判断。 時計を見ると、日没が近づいてきた。とりあえず何処でも良いから上がろうとの事で、橋と浅瀬を発見。mikiponが上陸し偵察。100mくらい向こうで10頭くらいの牛が餌箱に首を突っ込んでる。kuninenが携帯にて場所を連絡し、浅瀬に戻りみんなにOKの声をかけ、カヌーを持ち上げてようとして振り向いた瞬間、先程まで向こうにいたはずの牛が、すぐ目の前に!すぐさま対抗手段に転じたmikipon!で、手にしてるのは防虫スプレー(大爆)シューという虚しい音と臭い匂いで、一時は牛もひるんだかに見えたが、若い奴が興味ありげに更に近づいてきた。これでは上陸無理と判断(実際は、こんなのんびりではなく、やば〜〜牛だ〜〜カヌーに飛び乗れ〜〜って感じ!)ちなみにYokochinのTシャツは赤色(爆)。 場所の変更を伝えるためkuninenが携帯を取り出す。と、電話がナイ!何処を捜してもナイ!きっと牛のトコに落としたんだと言うことになり、途方にくれること数分。でも、その間もカヌーは流されていく・・・・・。 少し焦りだし、上陸できそうな場所を捜しながらのツーリング。何カ所か発見し上陸したけど、不適切で断念。こりゃ天塩川温泉まで行くには、日没時間との戦いになると、気合いを入れ直して漕ぎ出すが数分後には股、一服(爆) で、日没・・・・・・・・・してしまった。 これ以上は照明無しで下るのは危険なので、最悪、一晩野営かもと覚悟を決めて浅瀬に上陸。奥の方から支流が流れているのを発見し川をザブザブ漕いで歩き小さな橋を発見。ここしかナイと判断し、kuninenとYokochinを呼びに戻り、カヌーは安全な場所に引き上げて、その場に置いて行くことに。 途中、kuninenが川の流れに足を取られ転倒、水びだし。オイラも牛の時の余波で下半身ビショビショ。道路に出たトコで真っ暗になり思案にくれるオヤジ3人組。周囲をみると灯りもなく星空が最高にキレイ!(おいおい!そんな余裕ナイだろ!) 目を凝らしていると、人家らしきものを発見。約1km近く歩いていくと、そこは廃屋 (joj) エーン が、向かいの方にJRの駅を発見。大喜びもつかの間、全員お金を持ってない!(公衆電話で助けを呼ぼう作戦失敗) 駅にたどり着くと、なんとそこは無人駅、しかも公衆電話もない。あるのはトイレと業務用交換式電話器だけ。(なにかの剥製も展示してたなぁ) 相談した結果、恥を覚悟で業務用電話を使用し、駅の関係者に外線へ取り次いでもらうことに。しかし・・・だれも奥さんの携帯の番号を覚えてない!(・_*)\ペチ やむなくmikiponの実家へ電話してもらい、取り次いでもらうことに。電話にて、係の人に状況を説明したが半信半疑で返答が返って来ない。イタズラか何かだと思ったのかも・・・こちら側の必死の?説明にやがて応対してくれるようになり、5分後にもう一度電話くれとのこと。5分後にはカミさんたちに連絡迄してくれており、カミさん達が近くを走行中なので、待機してなさいと指示アリ。対応してくれたJR名寄運転センターの南さんには、テキパキと処理していただき誠に(^人^)感謝♪(人-)謝謝(-人)謝謝 ところがなかなか迎えに来てくれない。(;´д`)トホホ。待つこと20数分、暗がりにヘッドライトが・・・・・・ラッキー\(^^\)(/^^)/チャチャチャ 聞けば夜間の為、国道から無人駅への山道がアドベンチャーだったらしい。 車中でカミさん達に怒られながら、事情説明。 それにしても下半身が冷たい・・・・・・ キャンプ上に戻って、乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)うん♪めでたし! 翌日 早朝から携帯を捜しに早起き。牛の場所にあるかも?で、kuninenが牛の柵を遠回りして侵入。最初は無関心だった牛が、やがてkuninenのほうへ・・・ あわててmikiponが車から飛び降り、牛の注意を引くために、葉っぱ隊の歌を熱唱(んなバカな)音を立てて牛の注意をこちらに向けることに成功。その間にkuninenはビショビショになりながらも無事携帯を回収。携帯のカバーには牛に踏まれた跡がクッキリ(爆) その後、今度はカヌーの回収に向かい昨日の場所へ。よ〜く見ると車の入れる脇道があり、進入してみる。で、川原から数メートルのトコまで進入可能でした(爆)<昨夜は暗くて気づかなかった>そこで上げようかと思ったが天塩川温泉迄数キロなので、Yokochin&kuninenがカヌーで、mikiponが車でピッアップポイントへ走行。 着くと昨晩カミさん達が我々の事を聞いたキャンパーさんが一人、撤収作業中。話しかけ昨日の事を説明し『カミさん達に怒られましたよ〜』と言ったら、『ここでも相当怒ってましたよ(笑)』との返答(爆) 何とかカヌーも回収し、無事生還!!! 天塩川は時期の水深によっては浅瀬が多く、岩も結構ありまして、家族向きではない場合もあります。 |