<2016/12 東芝の冷蔵庫修理>

 
 今年の秋頃から冷蔵庫「GR-S45MI(H)」の後ろの方から鈴虫の鳴き声が聞こえるようになり風情を感じられるキッチンとなっておりました。
その声がだんだん大きくなりキリギリスの鳴き声に変わってくるようになったので、さすがに煩くて修理の開始です。

 本当はモーター自体を交換するのが望ましいのですが、20年以上経過した冷蔵庫の為、入手困難でした。もちろん代用品でも良いのですが、まずはモーターを分解修理です。

 以前、同様の症状でレンジフードやエアコンのモーターを分解修理してるので今回もベアリングのオーバーホールです。

1 まずは冷蔵庫を引き出して背面化粧板の下部だけ(ネジ6カ所くらい)をはずします。

2 ファンモーターが右下に鎮座してるのでゴムブッシュ付きのネジ3カ所をはずします。ゴムブッシュは劣化してボロボロになってるので掃除機も準備。

3 モーターをはずし、ファンを引き抜きます。(ファンとモーターの間にプライヤーなど入れてテコの原理で引き抜きます。簡単に外れますがファンの樹脂ももろくなってるので破損しないように注意しながらはずします)

4 モーターマウントのネジ3カ所をはずし、外れたモーターの上下カップの隙間に精密ドライバーを差し込み均等にたたいて隙間を大きくし分離します。

5 下ベアリングはモーターハウジングから電磁コイルを抜き出して(4方向から順番に電磁コイル外側にマイナスドライバで少しずつ浮かしてはずします。ハウジングに戻すときに変形してると戻せなくなるので焦らず作業してください)

5 モーター軸の上下にベアリングがありますので両方を分解してパーツ洗浄剤でクリーンアップしグリスを薄く塗って元に戻して完了です。(ベアリングのハウジングは)反対側に突起が折り返して固定してますので細いマイナスドライバで爪を起こしてからはずします。年数経過により簡単にははずせないので爪の内側にマイナスドライバ入れて叩くと外れます。

7 作業時間は30分くらいかな。使った工具は精密ドライバーのマイナス・ウォーターポンププライヤー・小型スパナ・プラスドライバーくらいです。

 たいした内容じゃないですが備忘録としてページを作成しました。


下カバーだけ外れます。


奥のネジはWPプライヤーでネジ頭をはさみ、
根気よく回してはずします。

土台固定ネジとモーターハウジング
固定のネジは兼用です。

ベアリングにたどり着くには
爪を起こして叩きます。

コイルを抜いて下側のベアリングに
到達しました。

矢印左の駒と矢印右の受けの間の
擦れで異音がでてるようでした。

上側のベアリングです。ここも駒と受けの
摩擦で異音発生する原因でした。

今回クリーンアップした2カ所です。


★おまけ:せっかくバラしたので背面上部カバーをはずして
回路図を撮影しておきました。回路図の赤い○印が今回メンテ
したモーターです。AC100Vの静穏ファンなら他の物に交換しても
良いと思います。(マウントは加工が必要でしょうけどね。)


これで暫くは大人しくしてくれてると思います。
めでたし、めでたし!!!

(^▽^)/